#6. 序章「福岡県知事選を戦う仲間を集う」

革命のための準備知識⑦「福岡県知事選を戦う仲間を集う」

2021年2月23日「福岡県知事、辞職へ」

テレビで福岡県知事の辞職に伴い、福岡県知事選に関する様々なニュースが流れている。

 

「福岡県知事の小川洋知事は原発肺腺がんで入院しており、治療が長期化し公務復帰の見通しが立たないことから今月22日に県議会に辞表を提出しました。これに伴い、福岡県選挙管理委員会は本日、福岡県の知事選を3月25日に告示、4月11日投開票とする日程を発表しました。」

 

「次の知事選では自民党が候補者の一本化を図るのかや、野党側が独自候補を擁立するのかなどが焦点となっています。」

 

「また、県議会の「福岡市西区」「久留米市」「八女市・八女郡」の3つの選挙区では補欠選挙も行われ、こちらは4月2日告示、4月11日に投開票となっています」

 

 

日本の知事は県のトップであるが、その知事の6割が官僚出身なのだ。つまり、地方までが中央政府の支配が進んでいる。地方分権が叫ばれる中、地方のトップは中央から派遣された人物が地方を治めているようなものである。これのどこが地方分権なのだろうか・・・。福岡県知事の小川洋氏もまた、通商産業省に入省し、その後「特許庁長官」、「知的財産戦略推進事務局長」、「内閣広報官」を歴任した。現自民党の副総理である麻生太郎氏らが擁立し、自民党に加え、民主党公明党社民党国民新党、福岡県農政連などの支援を受け、当選を果たしている。

政府が警察や検察、裁判所のトップの人事を握り、支配していることや民間企業へ天下りを行い、民間を支配していることと同じようなことが行われているのである。

 

また、ニュースでは次のようなことも報道されていた。

 

どんな人物が知事にふさわしいと思うかという記者の質問に対して、

「予算が決まったら速やかにそれを実行できる人物。福岡県議会に顔が利き、連携して円滑に・・・」みたいなことを言っていた。記憶があやふやなので、違う言葉を使用していたとは思うが、そのようなニュアンスだった。

 

これは裏を返すと、新世界ノアを実現しようとしている人物が知事になっても、予算成立後、実行させてもらえないということではないだろうか・・・。そもそも、予算の成立すらも妨害されてしまうかもしれない。福岡県議会の議員は4割が自民党2割が民主党1割が公明党となっており、約7割を与党の議員で占められている。これが中央政府の支配では無くて何というのだろうか・・・。

 

つまり、どんな人物が知事にふさわしいかという問いに対して、与党の人間で議会をまとめられる人ということだろう。

 

話は変わるが、福岡の発展において県民の人達は納得しているのだろうか。

僕は福岡県民なのだが、最も有名な施策は「天神ビッグバン」だと思う。あとは、正直何やっているのか良く分からないし、よく知らない。天神ビッグバンが出来ることで、福岡県民の人達の暮らしはどう変わるだろうか?

 

天神ビッグバンは新しい商業施設ばかりである。一部の人間はその商業施設を使って、観光客から資金を得ることによってお金儲けが出来るだろう。その結果、雇用が増えることによって収入を得ることで生活が支えられる人もいるかもしれない。しかし、それはごく一部の人達に過ぎない。多くの福岡県民はその目新しい商業施設に多くのお金を落とす側に回るだろう。商業施設と言うのは、結局のところ搾取の仕組みに他ならない。「誰かが大儲けをして、誰かがそこにお金を落とす。そんな施設だ。」全ての県民を助ける施策ではない。僕は田舎出身で、都会に行くと思うのだが、商業施設ばかりが立ち並び金儲けで溢れかえっている。終電を逃そうものなら、優しく受け入れてくれるような場所もなく、お金を出さなければ相手にしてもらえない経験をした。結局、その日は安く済ませようとカラオケボックスで一夜を過ごすことにした。それは、福岡県が特別ではなく、日本中がそのような都市作りになっている。何もかも金次第だ。天神ビッグバンも同じような仕組みが新しく出来るだけだと思っている。若者は喜びそうだが、僕は「金、金、金」の街を作るために県が運営されると思うと反吐が出る。

 

革命を起こそうと考えているそばから福岡県知事選の話が突然、飛び込んできた。普段、あまりニュースを見ないので、正直、ノア日記の変更に追われている・・・。まずは、革命の第一歩として、福岡に最初のエデンを建設したいと考えている。県の予算では、どれくらいの規模のエデンが作れるのか調べてみた。

 

福岡県の予算は令和3年度の一般会計が2兆1361億円となっている。当然、特別会計も存在するが、見方が良く分からない。公費管理の歳出合計が約4400億、国民健康保険が約4683億、計上されていた。全て合わせると特別会計の合計は1兆円位あるのではないかと思う。福岡県の年間の予算は約3兆円ほどであるというのが分かる。

 

僕の計画では1つのエデンの予算には10兆円をかけたいと思っているのだが、福岡県の予算だけは、それは不可能である。年間の3兆円のうち、1兆円程度ならエデンに使えるのではないかと思う。もちろん、革命レベルの県民の後押しがなければ、不可能な金額であることは重々承知である。

 

エデンの建設に1兆円をかけられるとして、次のような計画を立てている。

エデンの建設にこだわるのは、「城」が必要だからである。新世界ノアの革命家たちの命を守るための要塞が必要不可欠だ。日本政府にとって不都合な声を上げることに命の危険を感じていたら、国民は永久に政府の言いなりになってしまう。日本には暴力団もなくならない。外国勢力のマフィアもいる。政府がどこと繋がっているか分からないため、一般人が声を上げるには、危険すぎるのだ。

 

だからこそ、福岡に最初の城を作る。最初のエデンこそノア革命の本部になる。新しい世界が福岡から始まるのだ。

 

1兆円のエデン建築によって、2万人の居住スペースを作る予定である。つまりは今年の予算だけで2万人の人が家を建てなくて良くなる。予算上、全員に提供することは出来ないが、全ての県民、さらには日本国民全員が将来を想像し、希望が持てるはずだ。どれだけ、県民の負担を和らげることができるであろうか。また、エデンの建設とホテルの従業員などの雇用も創出することができる。

 

エデンに住む人は、「所有禁止」を行い、新世界でそして、この2万人の人が超高級ホテルに住み、毎日プロのシェフが作った料理を食べる生活をするようになる。おそらく、予算が足らないため、一部手出しは必須だろう。もちろん、エデンには居住スペース以外にも娯楽施設を作る。ただし、出来る限り居住スペースを多めに確保する予定だ。「所有禁止」と引き換えにホテルの宿泊費や飲食の補助を県が行えば、娯楽施設にお金を使う余裕は十分生まれるだろう。

 

国や県が今までに、国民、県民のために生活を支えてくれたことはあっただろうか?生活を直接支援しているのは生活保護の人達だけではないか?一般の人達が生活の援助を受けることは基本的にはない。税金を支払うばかりだ。

 

今後は国民全員が生活の支援を受ける世界が始まる。国や県が最高レベルの生活保障をする世界だ。まずは福岡県の最初の2万人の方が安全安心で満足できる暮らしが出来ることが僕らの希望になる。それはノアにとって大きな宣伝になるだろう。2万人の人達を県の支援で生活を保障して、幸せに暮らせることを示すことで、世界は大きく変わるきっかけになる。他の県だけではなく、中央政府にも大きな影響を与えることになるだろう。

 

最初の2万人だが、新世界ノアの世界を望み活動を行う人たちを住ませるのは、命を守るために重要なことだが、そのほかにも福岡県における豪雨被害の被災者の人達の中で、希望者を募り優先的に居住してもらいたいと思っている。エデンの建設は被災者を救うことにも繋がる。九州豪雨全体での浸水被害は1万棟以上で、現在も避難生活を送っているのは3600人ほどだという。おそらく全員がエデンへの居住を希望することはないが、高級ホテルに住み、プロのシェフが作った料理を毎日食べられることに加え、エデンの建築に関わる仕事やホテルマンの仕事まで用意するとなれば、3000人くらいは希望するのではないかと思う。もし3600人全員が希望したとしても、全員を受け入れることは可能だろう。たった一年で被災者救済は解決できる。

 

豪雨被害地の復興により、また同じところに住ませようとするのは、温暖化が進む中で、あまりにも惨い判断である。温暖化によって南極や北極の氷が解け、世界の海水面は上昇しつつある。そのため、海水面から蒸発した水蒸気量が多くなることによって、豪雨は激しさを増し、被害は毎年大きくなることは明らかである。被災地にお金を出せばよいという問題ではない。

 

エデンは壁に囲まれ、周りを堀で覆い、中には何も持って入ることは出来ない。生活に必要な物は全てホテルが用意する。また、エデン中に監視カメラをつけて警備を行うため日本中のどこよりも安全な街が誕生する。被災者以外の残りはノアの革命者1万6000人の受け入れを行う。これで、ノアの革命は命の危険を伴うことなく安全に行うことが出来るようになる。政府に不満を抱えた多くの人達が声を上げるようになるだろう。

 

こんなに簡単にうまくいくことは決してないと思う。こんな妄想は、必ず打ち砕かれ絶望することになるかもしれない。

 

どこの県の知事もほとんどが官僚出身も人達ばかりである。与党と関係を持っていて、地方とのパイプ役になっているに過ぎない中央政府の都合の良い政策を地方で実現させてきたのだ。県議会も自民党をはじめ、与党が7割を占めている。万が一、知事になったとしても敵陣に一人で乗り込むようなものである。知事になっても何もさせてもらえずに、終わるかもしれない

 

しかし、県民のみなさんはそれを許してほしい

 

指定暴力団が無くならない中、命を懸けて知事として一人で敵陣に乗り込むことがどんなに勇敢な行動か分かるだろう。知事になったのにもかかわらず、何もさせてもらえなかった・・・。その事実が地方自治や県議会の改革へと繋がるはずだ。これでは、知事選の意味すらない。そんなこと、国民や県民が許すはずがない。

 

中央政府や議会に従い、言われるがままにうまく県知事の職務をこなすのとはわけが違うのだ。政府や県議会、それに関わる人達から避難殺到、反対を覚悟の上、信念をもって県民の願いを叶えるように最善を尽くさなければならない。その結果、何もやらせてもらえないかもしれない。そんな状況になったとしても耐えられる強い精神力の立候補者を探さなければならない。誰かがこの福岡を変えるために立ち上がってほしい。福岡に革命を起こすために県のリーダーになるんだ。命の危険は国民や県民が協力して守り抜くよう行動してくれるはずだ。ただ、立候補者自身でも細心の注意を払ってもらいたい。

 

これ以上、地方まで中央政府の好き勝手を許していいわけがない。福岡県知事の任期は4年である。今後も、これまでと同じように一部の人達だけが儲かる世界のままでいいのだろうか。当選させることが出来なければ、また4年間は知事の交代はまずないだろう。働いても、働いても希望なんてない。権力のある人間に労力として使われ、搾取されるだけだ。今こそ福岡を変えるために国民のみなさんや県民のみなさんが一丸となって協力してもらいたい。

 

革命を始めた僕が福岡県知事選に出馬することも考えたが、以下の理由から辞退することに決めた。

 

1.革命を起こした張本人が選挙に出馬した場合、多くの公職選挙法違反で潰されかねない。そうなった場合は供託金300万円の没収だけではなく、罰金まで払わなくてはならなくなってしまう。汚い法律を理由にまともに選挙をさせてもらえないかもしれない。

潰す理由がない真っ新な人物の方が適任だろう。僕が政治批判を「ノアの教典」と「ノア日記」で行うので、新世界が実現した時の生活を伝えてもらうことに専念してもらおう。悪役は僕が引き受けることにする。セキュリティも万全だし、何とかなるだろう。

 

2.前述したように、知事になっても何もさせられない可能性が高いからである。福岡県の県議会は自民党が4割というのをはじめ、与党が8割を占めている。元県知事も官僚出身で、副知事も元官僚で総務部次長や福祉労働部長を歴任した自民党推薦の人物である。議会の反対を押し切って政策を実行できない限り、何もさせてもらえないだろう。知事が地方自治体において、大統領くらいの権限がなければそれは難しいのではないかと思う。何もさせてもらえなければ、次は県議会の議員を新世界ノアの革命家たちがなればいい。

 

3.万が一、知事になれたとして、公務で忙しくなることは必至だ。それでは、革命運動に時間や行動の制限が出てしまう。おそらく、僕にしか出来ない仕事は知事ではなく、革命家としての行動こそが国民に影響力を及ぼせるのではないかと思う。知事という県トップの権限を得る方が革命の力になるかもしれないが、それは信用できる仲間に託しても問題ないだろう。

 

だからこそ、僕は新世界ノアの実現を望む人物1人をサポートしようと思う。政治なんか分からなくても良い。みんなやった事がないのだから、分からなくて当然だ。16年も勉強をさせられて、肝心な事は何も教えられていない。だから、政治が分からなくても、福岡をまず最初の新世界にしたいと強く願う人物がなってほしい。30歳以上であれば、ほとんどの人は立候補する権利があるはずだ。

 

ただし、最低でも供託金は300万円かかる。一定の得票率を上回れば返ってくるお金だが、一般の人達に簡単に出せる金額ではない。ただ、貧困層であっても立候補することをあきらめないでほしい。むしろ、貧困層こそこの社会で最も苦しんでいる人たちだ。この世の中を変えたいという気持ちが強いだろう。富裕層や権力者で悠々自適な生活を送っている人物が知事になるよりも、苦しい生活を強いられ、人々の苦しみや痛みが分かる人物こそ僕は相応しいと思う。供託金の300万円は新世界ノアのグループの仲間たちや県民の人達の協力で何とかしてみせる。あとは、徹底的にお金のかからない選挙戦を繰り広げよう。選挙にお金をかける人ほど、貧困層を無視した富裕層だけが有利な選挙の戦い方である。しかも政党から資金を調達しているのであれば、それは税金を使っている訳である。国民生活を一切助けない政治を行い、選挙で勝つために何千、何億円と言う国のお金を使っている時点で国民や県民から反対の声が上がるだろう。

 

県知事になったら、次の事は約束していただきたい。これが新世界ノアとして公式に推薦する条件としたいと思う。

 

①福岡に最初のエデンを作ることを目標にする。エデンに住みたい希望者がいれば、豪雨災害にあった被災地の方々に優先的に住んでもらう。これはあくまでも、目標であり、少しでも前進してもらいたい。何もやらせてもらえない可能性が高いのは十分承知している。政府の言いなりになり、今までと変わらない政治を行うくらいなら、何も出来ないことを訴えて最後まで戦うこと。

 

中央政府から与えられた地方交付金は可能な限りエデンの建設に充てる事。県の予算である3兆円のうち、どれくらいの割合を利用したのか公表すること。

 

官僚の経験や官僚への繋がりがないこと。中央政府から官僚を送り込み地方までも支配するべきではないと考えるからだ。新世界ノアを実現するために地方分権を実現し、中央政府の求める街づくりではなく、県民が求める理想の街を作るべきだ。

 

④エデンに全国にいるノア革命家を住めるようにすること。政府がもし、都合の悪い人間を殺そうとしてもそれが出来ないようにするために、革命家の命を守る巨大な城を作るんだ。安全が確保されれば、革命の規模はより大きくなるだろう。新世界へ大きく前進できる。

 

⑤可能なら公務員はホテルの従業員として採用する。そうすれば、新世界に住んでいる県民の家事負担をゼロにすることが出来る。そのためには公務員の仕事をITで自動化し、業務を徹底的に効率化することが必須である。

 

地方自治体の仕事の透明化。そもそも、知事が何をやってるのか良く分からない。それを伝えてほしい。また、思い通りに実現できないことがあれば、その都度全て報告すること。

 

⑦理想であれば、エデンの建築に1兆円かけたいところではあるが、おそらく難しいだろう。そのため、狭い範囲でのエデンになると思うが、その範囲で簡易的な壁を作り「所有の禁止」を行い、新世界の生活を実体験してもらう。本当に実現できるのか、住んでいる人たちはどちらの方が安心を感じ幸せなのかアンケートを取る。また、ロックダウンを行い、エデン内の人達のコロナウイルス新規感染者が0に出来ることを証明したい。PCR検査を定期的に行い、証明書も発行する。飲食はその間、デリバリーを利用し一人で食事をとるよう協力をお願いする。

 

こんなところだろうか。かなりハードルの高い注文だと思う。やってみなければ、どうなるか分からない。せめて、新世界で生きる素晴らしさが伝えることが出来る知事になってもらいたい。

 

このまま、誰も名乗り出る者が現れなければ、また、中央政府から派遣された官僚が福岡県のトップに就任してしまう。世の中は何も変わらず、一部の人間たちが儲かり、私腹を肥やすだろう。次の知事選の4年後まで、虐げられた生活を県民は耐えていかなければなりません。

 

誰かが新世界ノアの福岡代表者として、県民のために福岡や日本のために名乗り出てもらいたい。これは歴史に残る革命の第一歩である。

どうか、希望ある未来を作るために共に戦いましょう。よろしくお願いいたします。