#7. 第1章(第一節)革命の支持者の大集結。「自警団」の結成へ

 

第一章(第一部)~衆議院選挙と知事選挙~

 

日本のノア革命初期⑧革命の支持者の大集結。「自警団」の結成へ

2021年3月10日「いよいよ革命が始まる」

公立高校入試試験の合格発表が行われたので、僕の仕事は一旦落ち着いた。塾生には申し訳ないが1カ月の休みをもらった。今後の人生や生活が心配だが、生徒たちに万が一、危険が及ぶことだけは避けなければならない。衆議院議員の解散が行われるようなら受験前でも動画を公開しようと思ったが、受験生たちに迷惑をかけないで済んで良かった。これで心置きなく、革命を行うことが出来る。

命の危険から少しでも守るために、家の中や家の周りに監視カメラを大量に設置した。しかも、壊されてもいいように、監視カメラのクラウドサービスを利用した。初期費用がかなり痛かった。初期費用が30万に加えて、毎月1万円程度の出費だ。ベンチャー企業ではあるが、この業界で多くの実績を作っている「セイバー」という会社のサービスを利用することにした。さらには、大手の警備会社であるアトムでホームセキュリティサービスを契約した。こちらは月8000円程度。はぁ~~、これ以上、月々の支出が増えるのは痛すぎる。収入がほぼ無くなる僕にとって、一体、何カ月耐えられるだろうか・・・。

しかし、万が一、命を取られたとしても、これからの日本のために証拠だけでも残しておこうと思う。こうすることによって、政府も簡単には手出しが出来ないはずだ。当然だが政府関係者はおそらく直接は命を狙わない。使うとすれば暴力団だろうが、政府にとって都合の悪いことを公開した人物が暴力団に襲われたとなっては、多くの国民が政府と暴力団の関係を疑うことになる。ある程度の抑止力にはなってくれるに違いない。

それから、僕はYouTubeへの動画公開の前に、ホームページの開設と電子書籍への準備、さらには複数の出版会社へデータを送り書籍化を依頼した。これで最悪、影響力の大きいYouTubeのアカウントが停止されても、何とかオンラインデモは続行できるだろう

さあ、いよいよ革命の始まりだ。10年間考え続けた日本政府をそして世界を変える計画がついに世の中にでる時が来た!YouTubeニコニコ動画FaceBookTwitterInstagramtiktokなどにこれまでため込んできた動画や文章を一気にアップロードしまくった。実際、YouTube以外のSNSはほとんど使ったことがないけど、これを機に始めようと思う。いろいろこの世界を変えるためには影響力を持つことが何よりも重要だ。

このオンラインデモは消される前にいかに拡散できるかが勝負のカギを握っている。みなさんが協力してくれることを心から祈る・・・。僕を支持してくださる国民のみなさん、どうか僕に力を貸してください。

 

2021年3月13日「LINE、カカオトークに革命の支持者、大集結」

昨日の夜からスマホの通知がかなり届いている。ドキドキ心臓が鼓動が止まらず、期待と不安に押しつぶされそうだ。「ノアの教典」、「ノア日記」を見た人たちが少しでも力になろうとLINEとカカオトークにメッセージを送ってきた。もちろん、今後もやり取りを続けなければならないため、友達承認するのだがそれだけではない。重要なのはここからだ。

新世界の実現をより早く行うためには国家予算をエデンの建設のために獲得しなければならない。また、法整備なども必要不可欠だ。国民が協力してお金を出し合うだけでは何もかも足りない。そこで衆議院選挙で少しでも多くの議席を獲得する必要がある衆議院の任期は4年。もし、これでほとんどの議席が取れなければ、また4年近くも政治を変えるチャンスが来ないまま国民は我慢し続けなければならない。今の疲弊しきった国民は何が何でもこの国を変えようと行動を移すはずだ。

僕は全ての動画やサイトに「新世界ノア」という公式LINEアカウントに招待し、自動返信機能を使って「LINEグループ」「カカオトーク」に誘導した。各アプリに「新世界ノア全体のグループ」それから「選挙区ごとのグループ」の2種類のグループに分かれた。選挙を制するために19都道府県97のグループに分かれ、選挙区ごとに協力者を集め結束を強めることが重要だった。オンラインだけではなくリアルの繋がりも重要になるからである。僕が作った動画やサイトが国民のみんなの協力によって拡散され、日を追うごとにグループの規模は大きくなっていった。ここに「新世界ノア」の革命支持者による大集結が実現したのである。