#4.序章「やくざを仲間に」

革命のための準備知識⑤やくざを仲間に

2020年12月26日、「やくざを仲間に」

政府は指定暴力団として、暴力団を認識しているのにもかかわらず決して壊滅しようとはしない。死体処理が出来る設備も国がきちんと管理せず、民間企業が平気で所有している。当然、暴力団も死体処理が出来る設備を所有し、死体を消し、証拠を無くしてしまうことが高額なしのぎを得る一つとなっている。この年間約9万人の行方不明者を捜索するだけでも、警察は不可能な状態に陥っているはずだ。日本は警察が優秀だと洗脳されているが、事件が多すぎてまともに捜査が出来ない状態にあることは間違いない。この行方不明だけでも7分で1件の行方不明者を解決しなければならないレベルなのだ。そんなことは出来るはずがない。行方不明となっているということはこれらの事件は全て未解決なのだ。小さな事件などを合わせれば、ほとんどの事件は目をつぶるしかない。日本では自分の身は自分自身で守らなければならない。日本はこれほどまでに治安が悪い状態でも暴力団の存在を許し、死体処理が出来る世の中を変えようとしないとんでもない国になっている。日本政府が北朝鮮拉致被害者として認定している人数はたった17人。年間約9万人の行方不明者が発生している状況では遥かに日本人による殺人の方が深刻だ。政治を本当に変えようとする上で、政府が暴力団を利用して新世界ノアの世界を実現しようと命を懸けて戦う同志たちを殺させないことが最重要である。

そのためには、暴力団と敵対するのではなく、昔のやくざに戻して結託するべきだと考える。これは、暴力団を壊滅しようとしない政府への挑戦だ。武力を持たない一般市民の団体である新世界ノアが「暴力団を壊滅せよ」と言うことはどれだけ危険なことか誰でも考えたらわかる。ノアの革命者が暴力団に命を狙われても当然だと言える。しかし、反対にやくざが革命家たちの命を守るという契約を結び、さらに新世界が実現すればやくざを英雄として優遇するとすれば、暴力団から狙われる理由はないはずだ。これで政府が簡単に暴力団を使って革命家たちを殺すことは出来なくなる。

新世界ノアは現日本政府の批判をしているが暴力団は正義のやくざに変えて、優遇しようとしている。「暴排条例」「暴対法」などを施行し、暴力団を締め出そうとしているのにもかかわらず、政府に反対する革命家が暴力団に殺されることになれば、さらに政府と暴力団との関係が怪しくなる。理屈が合わない。暴力団も迂闊に手出し出来なくなるだろう。政府が暴力団を使えないとなると、革命家の暗殺は一気に難しくなる暴力団が政府との関係を裏付ける証拠を暴露した時には、政府は国民からの非難は必至で、信用も完全に失ってしまうだろう。新世界ノアの革命家たちが増えれば、暴力団を使って次々に殺していくようなことはまず不可能になる。暴力団を使えば使うほど、政府にとって危険度が増すからだ。

政府が暴力団を雇っていた場合、事件が起きてからしか動かない警察では、僕らの命は守れない。警察が動くのは僕らが死んだ後だ。だからこそ、やくざを仲間にすることが最善の策であり、唯一の方法だと思う。

 

2021年1月4日、「やくざの本来の姿」

GHQは戦後、警察の人手不足を補うためにやくざを治安維持として利用していたと言われている。利用していたということはGHQみかじめ料を支払いやくざに民衆を守らせていたのかもしれない。ところがGHQがいなくなると、みかじめ料は民衆から取らなければいけなくなる。戦後の無法地帯では、やくざに守ってもらうことはみかじめ料を支払う大きな理由にもなり、みかじめ料を支払うことに納得していたのかもしれない。

この時代のやくざは「弱きを助け、強きを挫く」正義の味方だった。アウトローした行き場を失った人々を親兄弟として受け入れ、任侠道を教え、仁義に厚く、義理人情を重んじるよう育てていった。それをまとめ上げている時点で社会にとって大きな貢献である。しかし、みかじめ料が貰えない時代では、違法行為をしなければシノギを得ることが出来ない時代になってしまった。それが今の暴力団なのではないかと思う。元はアウトローした人たちの集まりなのだ。

実際に暴力団を排除したことでチーマー、半グレ、外国マフィアが増えて、逆に治安が悪化したという例は後を絶たない。特に薬物が御法度だった山口組系を締め上げることで、薬物の密売人にとって都合の良い環境になってしまったという話もある。このことから、今の警察のやり方だけでは治安を維持することが出来ていないと同時に、やくざは警察では出来ない治安維持を行ってくれていたことも明らかになっている。

アウトローした人たちの受け皿になり、やくざにしか出来ない治安維持を行っている点を踏まえると政府が警察のように給料を払い違法なシノギをしなくても生活していけるようにするべきだったと僕は思う。

奴隷のように死ぬまで国民を働かせて、その上、学歴社会にして16年間も勉強で自由を縛り、その上、学力で差別を行い、学歴のない者たちは、人がしたくないような労働を強いられる世界にした。ドロップアウトした人間を次々に生み出しているのは、政府自身だろう。こんな社会ではグレるのは当たり前だ。僕もこの日記を書いている時点で、ある意味グレているだろう。政府はドロップアウトした人々がきちんと社会で生きていけるように受け皿を作るべきだ。やくざしか受け入れてもらえない現実がある。ドロップアウトした人間を次々に生み出している責任としてその尻拭いをきちんとするべきだ。今のままでは一部の国民が犠牲になっているんだ。暴力団を秩序のない仁義も筋も通さない半グレやギャング、海外マフィアから守る組織には出来ないか真剣に考えるべきだ。民間に雇ってもらおうなど馬鹿げた考えはやめてもらいたい。安全を考えて警察の監視下の下、正義の組織へ生まれ変わらせるべきだ。

僕は本来、やくざは正義から生まれたものだと信じている。だからこそ、この日記では「やくざは正義」で「暴力団が悪」と言うように出来るだけ言葉を使い分けている。

 

2021年1月6日、「やくざとどのような契約関係を結ぶのか」

今の暴力団はどのようにしのぎを得ているのか多くの人達は理解しているはずだ。ドンちゃんのようにカタギの仕事を真面目にやって収入を得ているわけではないだろう。「みかじめ料(用心棒代)」、「しゃぶ(覚せい剤)」、「高利貸」一部の国民から違法な方法で奪われているはずである。さらに「暗殺」や「死体処理(行方不明)」は高額なしのぎになるに違いない。それも、年間約9万人の行方不明者がいることを考えるととんでもない収入を得ていることになる。一部の国民が苦しめ続けられ、政府に反対する者がこのまま殺され続けていいのか。政府が暴力団を壊滅しないなら、暴力団に手出しさせない契約を結ぶしかない。

政府と違い都合の悪い人間を「暗殺」し、「死体処理」を行うような依頼をするわけではない。国民を守る盾になってもらいたい。国民のために命を張って革命家たちを守ってもらいたい。それから、万が一、政府が暴力団に暗殺や死体処理を依頼した証拠があるのであれば、それを暴露してもらいたい。新世界ノアが誕生した場合には、創世の英雄として生涯優遇したいと思う。

もちろん、政府の依頼によって「暗殺」「死体処理」を行ったことは全て無罪とする。そうしなければ、暴露をすることは決してないだろう。代わりに政府を牛耳っている権力者たちに責任を取ってもらう。これでは、犠牲になった家族の方などは納得いかないかもしれないが、少なくとも暴露しなければ闇に葬られ真実も分からず誰も責任すら取らない状態なのだ。それなら、この国を変えるために暴露してもらいたいと思う。政府相手に暴露することはいかに暴力団ややくざと言えども命がけになることは言うまでもない。ただし、政府が暴力団に依頼して暗殺や死体処理をしていたことが明らかになれば、それは世界が変わる決定的なダメージを与えることが出来る。やくざは世界を変える逆転の切り札になりえる。

やくざの人達にノアの世界を実現しようとする革命家たちを守ってもらうためには、「みかじめ料」を支払わなければならないだろう。それも、エデン全体を警備するとなれば、かなり高額な金額になるに違いない。しかし、これで革命が成功し、人々の安全が確保されるのであれば安いと思うべきだと思う。暴力団の存在でこれを実行しなければならないと考えている現実を警察の人達は真摯に受け止めるべきだ。警察ではなく、やくざに命を助けてもらわなければならないと国民が考えているのだ・・・。

もちろん、「みかじめ料」をやくざに支払うことは違法行為に当たることは知っている。しかし、資金を与えなければ、暴力団はどうやって資金を得るのか考えてほしい。暴力団のしのぎは「みかじめ料(用心棒代)」、「しゃぶ(覚せい剤)」、「高利貸」、「暗殺」「死体処理」など違法行為で成り立っている。一部の国民が犠牲になり続けるのだ。

やくざには社会をドロップアウトした人間を更生させ、治安維持に貢献してきた過去がある。戦後はみかじめ料を貰う代わりに外国勢力などからこの国を守っていた義理人情を重んじる正義の人達だった。しかし、政府によって資金調達が難しくなり、しのぎを得ることが難しくなった。ドロップアウトした半端者たちをまとめ上げているだけでも、やくざの人達はこの国に大きく貢献している。このような事は、決して警察では出来ない。

個人が「みかじめ料」を支払うのではなく、都道府県や市町村、国が予算を組み「みかじめ料」を支払うことで、暴力団を正義の組織である「やくざ」に変えればいい。事件が起きてからでないと動かない警察では守り切れない国民を「やくざ」が命を張って助けてくれる。第二の警察官としての国が雇うのが理想だ。裏社会の情報を持っているため対暴力団としての組織にすることも大きな戦力になる。違法行為をしなければしのぎを得ることが出来ないという状況では、今の治安の悪い社会は決して変わらない。やくざが違法行為をしてしのぎを得る必要が無くなれば、日本はどれだけ安全な世の中になるだろうか。そもそも、奴隷のように死ぬまで国民を働かせて、その上、学歴社会にして16年間も勉強で自由を縛り、その上、学力で差別を行い、学歴のない者たちは、人がしたくないような労働を強いられる世界にした。ドロップアウトした人間を次々に生み出しているのは、政府ではないか。そして、それをいいことにドロップアウトした人間に殺しなど汚い仕事をさせているのだろう。この腐った世界ではドロップアウトした人間の受け皿としてやくざは必要な存在であると考えている。

新世界ノアはやくざの組員のリストを提出してもらい、全員分の給料を個人ごとに支払う。革命家たちを守ってくれる代わりに、新世界が誕生した時にはリストにある組員全員を英雄として、生涯働かなくても遊んで暮らせるように優遇する。人々から忌み嫌われることもなく人々を命がけで守った英雄となり、人殺しや死体処理など汚い仕事をさせられることもなくなる。ただし、リストに載っている組員がノアの世界を実現しようとする同志たちを脅したり傷つけるようなことがあれば、契約は無効、その組にはみかじめ料も支払わない。さらに、新世界が誕生した後は、組員全員に懲役を受けてもらう。だからこそ、リストの提出時には危険な人物は破門にしておかなければならない。このような契約を結べれば、新世界ノアにとって安全かつ有利な革命を実行出来るのだが、問題はやはり「暴排条例」「暴対法」である。この法律のおかげで、迂闊にやくざを正義の組織へ変えるための契約を交わすことは出来ない。このまま、暴力団に違法行為を続けさせて、一部の国民が犠牲になり続けるのしかないのだろうか・・・。

 

2021年1月5日、「暴排条例」と「暴対法」

本気で政府が暴力団を無くすつもりなら、とうの昔に警察や自衛隊が総力を挙げて壊滅させているだろう。いつまで経っても、指定するだけで留まっていることから、その気はさらさらない。このことから「暴排条例」「暴対法」は、暴力団を無くすための法律ではないというのが分かる。暴力団の資金源を断つというのが名目だが暴力団という政府の切り札を、他の組織に取られないための法律ではないか?革命時にもやくざとして結託されることが無いように想定して法が作られているのかもしれない。また、「暴排条例」「暴対法」のせいで、暴力団を辞めることが出来ないという問題がある。暴力団を辞めても5年間は暴力団関係者とみなされ、銀行口座を開設できず、自分の名義で家を借りることも出来ない。さらには、社会が暴力団を拒むため就職できない。保育園の入所を拒否されたり、生命保険に入れなかったりする。追い込み過ぎてこれでは生きていくことが出来ないのだ。その結果、生きていくためには違法なしのぎを続ける選択肢しか残されていないのである。末端の暴力団員こそが、危険な仕事や汚い仕事を行う。暴力団員が末端から次々に辞めてしまったら、暴力団を維持できなくなってしまう。一度、暴力団の道に進むと二度と辞めさせないようにするのがこの法律の本当の狙い一つなのかもしれない。

「暴排条例」「暴対法」は政府が表面上は暴力団を追放しようとしていると国民に示すことが出来る。しかし、同時に暴力団を他の組織に利用させず政府が独占し、暴力団を無くさないものであるとしたら法を作る人間はやはり切れ者揃いだということだろう。法律を作っている官僚は腐っても超難関校を突破した超エリート集団である。

本来なら政府が暴力団を解散させた上で、警察の監視下で特殊な対暴力団の特殊警察にするのが理想であると思う。暴力団員を暴力団から抜けさせ、違法なしのぎをせずに済むように社会復帰させるためには、警察官の下で働かせるのが、もっとも安全なはずだ。それをせずに民間企業に雇ってもらおうとするのは意味が分からない。あなたが会社を運営していたらいくら社会貢献のためとはいえ、雇うことが出来るだろうか?